明治大学の父母会は、メタバース上で「父母交流会」を開催、交流会には88人が出席されました。
父母会でのメタバースというチャレンジは、どのような想いがあったのでしょうか。
父母会活動を支援する父母会連携事務室の杉浦様にお話を伺いました。
全国から明治大学にお子さまを通わせるご父母の皆さまで組織される明治大学父母会は、 都道府県を基本として全国57地区および4カ国地域で組織されてています。
父母会の活動はボランディアです。
「家庭優先」「お仕事優先」「健康優先」
その上での活動ですので、時間や距離など様々な制約がありました。
それらをメタバース等デジタルの実装によって、解決していきたいですね。
例えば、ある県でお子さんを明大に通わせているご縁で繋がるコミュニティに役員として参加してくださるにしても、 従来であればミーティングを行うために集合するだけでも大変でした。
それが行事やイベントとなればなおさらです。
コロナによって、私たち父母世代にとっても「デジタル」はグッと身近になりました。
日常でもテレワークによるZoom利用などが広がりました。最初こそ手間取ったものの、LINEの時のように子どもたちに教わりながら、今や便利に使いこなしています。
50代前後の父母世代にとっても、好むと好まざるとにかかわらずのチャレンジの中で、 新たな自分を発見したり、なりたい自分になれるメタバース空間に興味・関心を抱くようになりました。
対面でのフェイス to フェイスのコミュニケーションが基本で、 かつ多くの成功体験を積んできた世代ですが、 過去にとらわれずに、ピンチをデジタル化のチャンスとして 変化に適応するチャレンジを重ねてきました。
メタバース空間に作った「岸本辰雄ホール」は、時間もコストもかかっていた会議での活用はもちろん、 全国各地区の父母会においても、役員会などの父母同士のコミュニケーションの場となります。
私たちが目指すメタバースは、「誰でも手軽に繋がれる」ことを重視しました。
今後もこのメタバース空間は、大学と父母の橋渡しの場として、 新鮮味のあるコミュニケーション手段として積極的に利用されます。 また活動を支える基盤として実装していくことを目指しています。
駿河台キャンパスリバティタワーの最上階である23階には、創立者の一人で初代校長でもある岸本辰雄先生の名を冠した『岸本辰雄ホール』があります。その『岸本辰雄ホール』をV-expo上に再現しました。
明治大学学長である大六野 耕作(だいろくの こうさく)氏のアバターを作成しました。
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