本記事では、V-expoで新卒向け会社説明会を開催されました株式会社いよぎんコンピュータサービス様にお話を伺いました。
日経新聞掲載こちら
メタバースでの会社説明会は、当社としても初めてでありハードルも高いのではないかと心配でしたが、予想以上にスムーズに開催できたと思っています。
また、メタバースの話題性もあって、周囲の反響が大きく、当初の狙いでもある「知名度アップ」は達成できたと思います。
学生の皆さんは、パソコンとかスマホの操作に慣れ親しんでいるため、メタバースにも抵抗感なく参加してもらえたと思います。
説明会の中でリアクションを求めるとスタンプでのリアクションが反応良く返ってきました。
積極的に質問する学生も多く、当初こちらが心配していたマイクの使用方法でのトラブルはありませんでした。
メタバース空間を利用した新卒採用活動は22年から全国的に拡がりつつあったということと、就職ナビサイトによると愛媛県内ではメタバースを利用した会社説明会は開催実績がなく、 当社が先駆けることで他社との差別化に大きな効果(IT関連企業としての先進的取り組みアピール)があると考えました。
他社に先駆けることによってマスメディアからも注目され、日経、ニッキン、地方紙等の新聞各社からの取材や市役所からもメタバース利用についての問い合わせ電話がありました。
リハーサルを数回実施しましたが、メタバースの話題性もあり、社員10数名は積極的かつ協力的に参加してもらえました。
特別なデバイスが不要でしたので、参加のハードルは低く、いろいろとサポートしてもらいました。
リハーサルでは、社内参加者のPC環境によってはマイクの使用可否が発生し、原因特定や対応方法に時間が掛かりましたが、本番当日は特にトラブルもなく、 学生のみなさんが積極的に質問してくれました。
VR機器、アプリ導入が不要で、ブラウザさえあれば手軽にメタバースを体験できるところです。
また、利用料金が参加人数に応じた時間単位の価格設定であることと、導入サポートもリハーサルから当日のサポートまで受けることができ、メタバース初心者の当社にとっては好都合でした。
リアル開催の会社説明会では5、6人の小グループに分かれて先輩社員との座談会の時間を設けていますので、メタバースでの会社説明会でも先輩社員との座談会を設定したいと思います。
25卒対象の会社説明会では、メタバースのセミナー方式、コミュニケーション方式を併用することを検討しています。お互いに顔が見えないメタバース座談会は、リアルでは聞きにくい内容でも気兼ねなく質問できますので当社への理解が一層深まると考えます。
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