本記事では、V-expoでメタバース入学式をプロデュースされたRKB毎日放送株式会社の安増様にお話を伺いました。
予想以上に参加した新入生たちのスタンプが飛び交い、にぎやかな入学式となりました。学長はじめ、福岡大学出身のお笑い芸人の方や、在学生の方にも登壇して頂きましたが、参加者のリアクションを見ながらトークセッションを楽しんでいられたようでした。
最大1000人入れるメタバースを手軽に実現できたことに加えて、URLをクリック/タップするだけでスマホからでも参加できるという手軽さによって、多くの学生に参加して頂いたことを喜ばれておりました。福岡大学様は今年一年を「メタバーストライアルイヤー」と名付けて、メタバースでの取り組みを今後強化していくその最初の取り組みとしての今回のメタバース入学式を大成功に終えることができました。登壇者として学長ご本人も参加された後、コミュニケーションや発信が手軽にできるメタバースの価値を改めて実感されたようで、入学式後のインタビューにおいて、メタバースを活用した今後の構想をより具体的に掲げていらっしゃいました。
司会者が操作方法を説明する前からもスタンプやリアクションの活用を行ったり、移動したり名前やアバターを変更をしたりと、デジタルネイティブであれば説明不要でシンプルなUIのおかげで非常に反応が良かったのではと感じます。
途中盛り上がりすぎて司会者が少しクールダウンを促させていただくくらいでした。
はい、こちらはメタバース入学式を企画段階から検討しておりました。メタバースをどのように活用してどのような演出にするかは、福岡大学様と沢山議論させていただき、最終的には福岡大学様のご要望で、入学式では伝えきれなかった福岡大学の魅力やキャンパスライフの楽しみ方などをメタバース内でお話ししたい!ということで、リアル入学式と別日程でメタバース入学式を併催することとなりました。
まずはメタバースでコミュニケーションや発信を行う事がどういうものなのかのイメージをしっかりとお持ちいただけるように、事前に様々なメタバース関連コンテンツをご覧いただいたりと、メタバースリテラシーの向上を含めてお手伝いさせていただいたという意味では、企画運営をお手伝いさせて頂く側がしっかりとメタバースに対する理解をもっていないと大変だろうなと感じました。その点、昨年よりNTTコミュニケーションズとRKB毎日放送がタッグを組み、ハード面、ソフト面の両方から様々な企業様のメタバース企画を手厚くサポートできる体制を構築しており、お客様にご好評頂いております。
価格面だけでなく、参加のためのハードルが非常に低いことが第1です。また、最大1000人が参加できるメタバースはまだまだ少なく、むしろV-expoのおかげで、福岡大学様の企画が実現できたといっても過言ではありません。
テスト環境が提供されているため、本番会場が設定される前でも技術的な確認事項や演出方法の検討などをメタバース上で手軽に行うことができたのはよかったです。また、一般的なメタバースであれば参加者のサポートも人数が多くなれば多くなるほど非常に大変ですが、今回は参加人数のわりにお問い合わせも少なく、それだけシンプルなUIでわかりやすいというのが非常によかったのではと思っております。
また今回は福岡で人気の芸人さんにも登壇頂いたという事もあり、アバターの上部に顔のカメラ映像を見せることができる仕様は非常に面白いと思いました。
誰でも参加できるというイベントにした場合に、どうしても悪ノリしたくなる参加者も出てくるとは思います。今回も単なるトークの時にスタンプの連打が一部の参加者から押され、イベントの進行を少々妨げるくらいでした。スタンプを押せるインターバルを長くするか、あるいは主催者が設定できるかできると嬉しいです。
福岡という「地域」が抱えるデメリットをメタバースが解消してくれると考えています。もはや社会の構造を変えてしまうくらいの大きなインパクトを持つ技術(思想)だと考えています。今後この中で国境の壁を越えたコミュニティが大きくなり、カルチャーが生まれ、経済が回り、人々のライフスタイルの一部になっていくのではと考えています。個人的には人類の最初の移住先は「月」でも「コロニー」でもなく「メタバース」であると考えています。
既にメタバース上で活躍する人々を取材したりと、番組制作には活用していますが、コミュニティが大きくなり巨大な社会が出来上がってきたとき、そこに「広告」というアプローチでメディアの役割が大きくなっていくのではと考えています。
V-expoでは、イベントの準備から当日のサポートまで伴走いたします。
オンラインウェビナーの開催手段としてメタバースイベントを導入してみるのはいかがでしょうか?
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