オンライン移住相談会活用事例|福井県越前市の関係人口の入口となるメタバース移住相談・交流会

福井県越前市では、移住促進および関係人口創出を目的として、メタバースを活用した移住相談・交流会を継続的に実施しています。
2023年度に「メタバース移住相談・交流会」プロジェクトに関する協定を締結し、これまでに計5回のイベントを開催、本イベントで6回目の実施となります。
単発のイベントではなく、“ゆるやかなつながり”を育てることを目的とした取り組みとして、継続的な接点創出を実現しています。
背景・課題
越前市ではこれまで、移住相談イベントや対面での取り組みを実施してきましたが、以下のような課題がありました。
・遠方在住者にとって参加ハードルが高い
・移住相談は心理的ハードルが高く、初回接点が生まれにくい
・“気軽に関われる入口”が不足していた
こうした背景から、よりライトな接点を創出する新たな手法が求められていました。
取り組み内容
越前市にある紫式部公園を再現したメタバース会場で、移住相談および交流を目的としたイベントを開催。
参加者はアバターで空間内に入り、自由に回遊しながら交流や相談を行うことができます。
VTuberによる参加しやすい雰囲気づくり
本イベントでは、昨年に続き、福井県越前市公認VTuber「若紫まい」さんが特別ゲストMCとして参加。
イベントの進行や参加者とのコミュニケーションを担い、初参加者でも入りやすい雰囲気づくりを実現しました。
行政イベントに交流要素を取り入れることで、参加しやすい雰囲気を創出し、心理的ハードルの低減と体験価値の向上を実現しています。
当日の様子
ゲストMCによる進行やリアクションも相まって、リラックスした雰囲気の中でイベントが進行しました。


成果
今回のイベントでは、20名が参加し、
そのうち15名から回答を得たアンケートでは満足度93%と高い評価を得ました。
また、参加者の中から具体的な移住相談を希望する方が2名と、単なる情報提供にとどまらない、実際の行動につながる成果も確認されています。
参加者の声
・「初めてのメタバース空間で不慣れではありましたがとても新鮮で楽しかったです」
・「見たことはありましたが、入ってみるとワールドの広さに驚きました」
・「詳しいお話を聞けたり、若紫まいちゃんに会えたのが嬉しいです!」
・「越前市の移住支援について知ることができた」
メタバース空間ならではの没入感や、VTuberとの交流といった体験価値により、
初参加でも楽しみながら越前市への理解を深められる点が評価されています。
継続導線の設計(ふるさとLINE)
イベントで生まれた接点を一過性のものにしないため、越前市では「ふるさとLINE」を活用した継続的な情報発信を実施。
移住情報に加え、ふるさと納税や地域イベントなど、越前市の“今”を感じられる情報を定期的に配信しています。
これにより、参加者との“ゆるやかなつながり”を維持し、関係人口の育成につなげています。
● 越前市ふるさとLINEの登録はこちらから
https://page.line.me/053ucfej?oat_content=url&openQrModal=true
まとめ
越前市の取り組みは、移住促進における“最初の接点づくり”に着目し、従来の手法ではリーチできなかった層とのつながりを生み出しています。
メタバースやVTuberを活用することで、「気軽に関われる場」を実現し、継続的な関係構築につなげる新たなモデルとなっています。



