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#メタバースを題材
#作品紹介
2022.06.14
昨今のバズワードである「メタバース」ですが、実は現在のメタバースを連想するような映画や小説、アニメなどの作品は以前から公開されていました。
この記事では、まだメタバースに触れたことがない人も必見のメタバースを題材にした作品をご紹介していきます。
目次
メタバースは、現在オンライン上の仮想空間を指していることが多いですが、Meta社のように現実世界にホログラム(ARも含む)などのアバターによるコミュニケーションも含む世界観を指す場合もあり、幅広い意味をもっています。
ここでは、
・アバター
・バーチャル空間(デジタルツイン)
・ホログラム(AR)
を軸と考え、この3点に触れる作品をご紹介します。
2018年に公開されたSF映画です。
VRの世界「オアシス」で、莫大な財産と「オアシス」の所有権を懸けた争奪戦に挑む物語です。
作中では、ゴーグル1つで「オアシス」に入り、憧れのヒーローに姿になったり、好きな乗り物に乗ったりと、理想の人生を楽しむことができます。
参照:レディ・プレイヤー1
アメリカ合衆国のSFコメディで、貧富の差を題材にしているドラマです。
人は死を迎える直前に、意識を仮想世界にアップロードし、そこで死後の生活を送ることができます。 現実世界とやり取りすることもできます。
参照:UPLOAD
1999年に公開されたSFアクション映画です。
人類をコンピュータの支配から解放しようと奮闘する物語です。
コンピュータによって作り出された仮想世界「マトリックス」が舞台で、現実世界で人間はコンピュータの動力源として培養されています。
2009年に公開されたアニメーション映画です。
作中にインターネット上の仮想世界である「OZ(オズ)」が登場します。
「OZ」では、自分の分身となるアバターを設定して、ショッピングやスポーツ観戦ができます。また、企業・行政機関・地方自治体が「OZ」に支店や窓口を構えており、納税などの手続きも「OZ」内で行うことができます。
2021年に公開されたアニメーション映画です。
インターネット上の仮想世界「U(ユー)」が舞台になっています。
「U」の世界で自分の分身となるアバター、As(アズ)は専用デバイスがスキャンした生体情報から自動生成されます。
ボディシェアリング機能を有していて、その人の隠された能力を表出します。
五感のすべてをゲーム世界に投影できるフルダイブ型のVRゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」が舞台の作品です。
主人公たちは「ソードアート・オンライン」の世界に閉じ込められ、脱出するためにゲームクリアを目指します。
MMORPG「エルダー・テイル」が舞台の作品です。
「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められ、主人公たちはギルド「ログ・ホライズン」を設立し、ゲーム世界の都市「アキバ」の秩序の回復や、ゲーム世界の住民である大地人との共存、地球世界への帰還の方法を模索していきます。
VRゲーム「ロイヤルロード」が舞台の作品です。
お金稼ぎを目的とした主人公は、ゲーム内で「月光彫刻師」という職業に出会い、その秘密に迫る物語です。
参照:月光彫刻師
1982年に公開されたSF映画です。
マスター・コントロール・プログラム(MCP)が支配するコンピュータの内部世界が舞台で、現実の人間の世界までも支配しようとするMCPの野望を打ち砕くため、戦いに挑む物語です。
参照:トロン:オリジナル
1992年にアメリカ合衆国で刊行されたSF小説です。
「メタヴァース」という言葉は、この小説で初めて登場しました。また、「アバター」の概念を作ったのもこの小説だと言われています。
Googleの共同創業者などIT業界の著名人に愛読者が多いことでも有名です。
2010年に公開されたSFアクション映画です。
作中では、「夢」を仮想世界として扱っています。
2008年に公開されたスーパーヒーロー映画です。
作中では、トニー・スタークがARグラス越しにアイアンマンを操作しています。
2009年に公開されたSF映画です。
作中に、人間と先住民族ナヴィのDNAを組み合わせた肉体「アバター」が登場します。
下半身不随となり、車椅子生活だった主人公ジェイク・サリーは、「アバター」で自由に歩くことが可能になります。
サイバーパンクSF作品です。
脳の神経に接続する電脳化技術が発展し、電脳を使って直接インターネットにアクセスできる世界になっています。
1977年に公開された映画です。
作中に、ホログラムなアバターで会話しているシーンがあります。
1998年に発行されたSFホラー小説で、鈴木光司の『リング』、『らせん』の続編です。
作中では、生命の進化と可能性をシミュレーションする仮想世界「ループ」が登場します。
参照:ループ
メタバースを題材にした作品数多くの作品のなかで、Ready Player Oneが現状のメタバースの世界観に一番近いかもしれません。
理由としては、
① ベースがゲーム
② VRHMDを使った世界観
③ ゲーム内通過がリアルに影響する(仮想通貨)
④ 「ゲーム内でのお金稼ぎ」がアイテム集めや敵やプレイヤーを倒して稼ぐ(経済活動)
⑤ 実際の商品化されてるものが劇中に出てくる(「KATWALK」、「Hardlight」)
各作品と現状のメタバースを比較して、類似点など考察してみるのも面白いかもしれませんよ。
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