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2024.01.05
ビジネスやイベント、ゲームなど幅広いシーンで利用されている「メタバース」。近年、メタバースによるイベントを開催する企業が増えていますが、メタバースイベントの開催を検討する際には「そもそもメタバースは大人数でも利用できるのか?」「最大何人ぐらいまで利用できるのか?」と疑問に感じる方が多く見られます。
そこで本記事では、大人数でも利用できるメタバースを3つご紹介します。さらに、メタバースの活用例や利用するメリットについても解説していきます。自社のビジネスでメタバースを取り入れてみたい方、メタバースを使ったイベントに興味があるという方はぜひ最後までご覧ください。
目次
メタバースは基本的に大人数でも利用できますが、利用人数の上限はメタバースによって異なります。ここでは、1,000人規模のイベントで利用できるメタバースを3つ紹介します。
V-expoは、講演や社員集会、懇親会、交流会など、様々な社内イベントに対応できるメタバースです。最大1,000人までの大規模なイベントに対応できるライブホールやイベントホール、セミナールームなどを利用することが可能です。V-expoは距離感と方向性のある音声通話システムを採用しており、参加者とリアルで交流しているかのような感覚を味わうことができます。
V-expoは社内イベント以外にも、学校行事やセミナーなど、幅広い用途で利用できるのが特徴です。また、企業の目的に合わせた提案やサポートも実施しています。
V-expoの事例については、以下のページをご覧ください。
V-expoの事例
めちゃバースは、アプリのダウンロードやインストールなどは不要で利用できるメタバースです。Google ChromeなどのWebブラウザから利用でき、数千名規模でも参加・交流ができるメタバース空間を提供しています。
めちゃバースは2000人以上のアバターを表示させることが可能です。
また、テレビ朝日グループ/系列による技術展示会の「ゴーテック2022」や、VR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi」のバーチャル会場として利用された実績があります。
CYZY SPACEは、ビデオ通話やAIアバター、ChatGPTによる接客機能を搭載しているメタバースです。高度なシステムとカスタマイズ性、デザインの柔軟性が特徴であり、オリジナルのメタバース空間を開発することができます。
CYZY SPACEでは、数十人〜1,000人規模のVRイベントやバーチャル展示場に対応でき、VR店舗や自治体スペース、コミュニティ空間など、様々な用途で利用できるのが魅力です。
メタバースは、1,000人規模のイベント以外にも様々な用途で利用することができます。ここでは、メタバースの活用例をご紹介します。
メタバースでは、様々なタイプのイベントを開催することができます。ビジネスの分野では、社員交流イベントやセミナー、講演会、展示会などの用途で利用することが可能です。その他にも、音楽イベントやライブ、スポーツ観戦イベントなどでも利用できます。
メタバースイベントは、遠方からでも参加できるのが大きな魅力です。世界各国から参加者を募ることが可能になるため、集客の幅も広がるでしょう。さらに、メタバース空間ならではのエンターテイメント要素のある演出も可能になります。
メタバースは、ゲーム分野でも広く普及しており、世界各国で様々なメタバースゲームが登場しています。たとえば、FortniteやRobloxなどは、億単位のユーザー数を誇るメタバースゲームとして世界中の人がプレイしています。
Fortniteは2017年にリリースされたメタバースゲームであり、「バトルロイヤル」「パーティーロイヤル」「クリエイティブ」「世界を救え」の4種のモードでゲームを楽しむことが可能です。特に無料でダウンロード&プレイできるバトルロイヤルは人気を集めています。
Robloxは2006年にリリースされたメタバースサービスです。自身で制作したメタバースゲームを他のユーザーと共に楽しめるサービスとなっており、多くの国で人気を集めています
最近では、メタバースをビジネスの現場で活用する企業も増えています。たとえば、社内イベントや交流会、社員の教育・トレーニング、ショールーム、モデルハウスなどで利用するケースが多いです。
他にも、バーチャルオフィスやバーチャル会議室として、メタバースを利用する企業も多く見られます。バーチャルオフィスを導入すれば、オフィスの賃料や光熱費などのコストを節約でき、さらに、遠方にいたとしても複数人での共同作業・コミュニケーションが可能になる等、多くのメリットを得られるでしょう。
メタバースは、バーチャルショッピングの場としても利用できます。バーチャルショッピングとは、実店舗を訪れなくてもバーチャル空間上で買い物できるサービスのことです。
メタバースで構築された店舗は、顧客からするといつでも・どの場所からでもアクセスできるメリットがあり、店舗側としても幅広い地域の顧客に商品を提供できます。また、メタバースショッピングならではの体験を味わうことによって、自社商品の訴求力アップや、売上向上などの効果も期待できるでしょう。
メタバースを利用する主なメリットは以下の3つです。
・場所や距離の制約を感じずに利用できる
・非日常的な体験を味わえる
・ビジネスの選択肢が増える
それぞれの内容について、下記で詳しく解説します。
メタバースの最大の特徴は、場所や距離の制約を感じずに利用できる点です。世界中の人々とコミュニケーションを楽しんだり、同じイベント空間を体験したりすることができます。
メタバースは、音声だけでなくアバターの身振り・手振りでもコミュニケーションがとれるため、実際に対面しているような感覚を味わえるのが特徴です。近年、普及したZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議システムの場合、一方通行の対話になりやすいですが、メタバースはこれらのWeb会議システムよりも会話の自由度は高くなるでしょう。
メタバースでは、これまでにはなかった非日常的な体験を味わうことも可能です。近年、メタバースで街や店舗や、施設などを構築できるようになり、ユーザーに対して様々なサービスを提供できるようになりました。メタバース空間では現実の制約を受けないため、自分がしたいこと・自分がなりたいものを実現することが可能です。
メタバースを利用すれば、現実世界では実現が難しかった体験を思う存分味わえるでしょう。
メタバースが普及したことで、ビジネスにおける選択肢も増えています。近年、世界中の様々な企業がビジネスチャンスを求めてメタバース市場に参入しています。
メタバースは場所を問わずに利用できるため、多くの顧客にリーチでき、社内トレーニングの場として活用することが可能です。たとえば、製造業などの現場で危険な事故のシミュレーションを行う場合、メタバースやVRを利用することで安全を確保しながら社員への安全教育を実施できます。他にも、建築現場での高所作業などのシミュレーションとしてもメタバースは利用することが可能です。
メタバースをより便利に、安全に使うためには、以下の注意点を認識しておく必要があります
メタバースは没入感があり、さらに非日常感を味わえるため、長い時間利用してしまう人が多く見られます。そのため、特にメタバースゲームなどではユーザーの依存症が懸念されています。
メタバースを利用する際には、事前に利用する時間を決めておき、現実世界とは異なる世界であることを認識した上で利用することが大切です。
メタバースを利用する際には、インターネット回線の速度にも注意する必要があります。メタバース空間は3DCGで構築されているため、Webサイトや動画と比較するとデータ容量が大きくなる傾向があります。
そのため、メタバースの読み込みが遅いと感じた場合は、通信環境が良い場所で利用したり、安定した通信環境が期待できる5G環境などへ移動したりして利用するのがおすすめです。また、古い端末だと処理速度が遅くなってしまい、読み込みが遅くなるケースもあります。利用する前にPCのスペックも確認しておくと良いでしょう。
今回は、大人数でも利用できるメタバースを3つ紹介しました。今回紹介した、1,000人規模でも利用できるメタバースは以下の3つです。
・V-expo
・めちゃバース
・CYZY SPACE
メタバースは大規模イベントだけでなく、ビジネスやゲーム、ショッピングなど、幅広い用途で利用できます。 近年、Webブラウザから利用できるメタバースが増えており、メタバースを簡単に利用できるようになりました。メタバースを利用する際には、事前にPCのスペックを確認し、通信環境が良い場所で利用するようにしましょう。
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