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【VR×学術】メタバース学会

【VR×学術】メタバース学会とは | 特徴や費用、オススメのプラットフォームを解説

#メタバース

#メタバース学会

2023.03.20


【VR×学術】メタバース学会とは | 特徴や費用、オススメのプラットフォームを解説

近年、大きな話題を集めている「メタバース」。
メタバースは距離や時間の制約がなくなるため、教育、エンターテインメント、ビジネスなど、幅広い分野での活躍が期待されています。
特に、メタバースを教育に取り入れることによる大きな進化が期待されています
インターネット環境の整備やGIGAスクール構想により、オンライン授業の機会が増えてきました。
そのため、オンライン上で大人数が自由に行動できるメタバースと相性が良いとされています。

この記事では、教育×メタバースの中でも特に注目されている「メタバース学会」について解説したいと思います。
この記事を参考にすれば、今まで会場の設営や移動にかかっていた時間や費用が、メタバースを導入することで手軽に、瞬時に行うことができるようになります。

目次

メタバースとは

メタバースとは、リアルタイムで大人数が自由に行動できる仮想のオンライン空間を指します。
メタバースは、現実世界と同じように、人々が仮想的な空間で自由に行動し、交流することが可能です。

メタバースをリアル空間と比べた時のメリットは以下の3つになります。
・距離の制約がなくなる
・時間の制約がなくなる
・物理的な制約がなくなる

距離の制約がなくなる

メタバースはオンライン上の仮想空間のため、実際の移動を伴わずに、どこにでも行くことができます
このような利点を観光や地方創生に活かす自治体も増えてきました。

沖縄の観光名所を再現した「バーチャル沖縄」では観光地で有名な国際通り商店街や、火事で焼損してしまった首里城などが再現されています。
現実には訪れることが出来なくなってしまった場所も再現出来るのもメタバースならではの魅力です。

時間の制約がなくなる

2つ目は時間の制約がなくなる点です。
実用例として、日産がVR Chatというプラットフォーム内にバーチャルギャラリーを展開しています。
メタバース内にショールームのような場所を作れば24時間いつでもお客さんに商品をみて貰えるメリットがあります。
また、メタバース内で展示をしているため、従業員の雇用などの管理費用がほとんどかからないのも大きな利点です。

物理的な制約がなくなる

3つ目は物理的な制約がなくなる点です。
メタバース内を散策するアバターなら顔や髪型、体系、性別など自由に選ぶことができます。
さらに、重力や摩擦などの物理的制約も自由にコントロールできるため、現実世界では無かった遊園地の乗り物などが今後誕生するかもしれません。

メタバース学会のメリット

メタバースは教育との相性が良いとされており、教育にメタバースを取り入れることで大きな進化が期待されています
ここでは、その中でも特に期待されているメタバース×学会のメリットを解説していきます。

メタバース内で学会発表を行うメリットは以下の3つです。
・会場の設営がいらない
・手軽に国際交流ができる
・環境負荷の削減になる

順番に解説していきます。

会場の設営がいらない

実際に学会発表の会場をおさえようとすると、場所の選定、予約の確認、机や椅子などの会場の設営などやることが多く、面倒だと思う人も多いのではないでしょうか。
メタバース内で一度会場を設営してしまえば、あとはそれを毎年使いまわすだけで学会発表を行うことができます。
会場の設営にかかるコミュニケーションコストを大幅に下げられるのもメタバース学会を行う上での大きなメリットになります。

手軽に国際交流ができる

コロナ渦で学会が開催できないことが多く、学生の教育の場が少ないと感じている方も多いのではないでしょうか。
メタバースで学会発表を行えば、リアルに会う必要がなく、手軽に国際交流できるメリットがあります。

また、メタバースはZoomなどとは異なり、アバターの距離が近づくと声が大きく、離れると小さく聞こえます。
方向性のある音声のため、右側にいる人の声は右から、左側にいる人の声は左から聞こえます。
そのため、Zoomなどにはない方向感のある会話ができるのも大きな特徴です。

環境負荷の削減になる

メタバース上で学会発表を行うことで、移動に伴うCO2排出や時間を削減できます。
メタバースはオンライン上の仮想空間であり、現地に出向く必要がありません。
学会が開催される場所は毎年異なり、日本全国や海外で行われることも珍しくありません。
国土交通省によると、各輸送機関ごとのCO2排出量の中で、飛行機の一人当たりのCO2排出量は133g/kmです。
例えば、東京から博多まで200人が飛行機で移動した場合、移動によって約28.7トンのCO2が排出されます。
そのため、メタバースで学会発表を行うことによって、移動によるCO2排出を削減することができます。

メタバース学会の利用例

ここでは実際にメタバースで学会発表を行っている例をいくつか紹介します。

近畿国立病院薬剤師会

近畿国立病院薬剤師会ではV-expoで学術大会が開催されました。

V-expo
学術大会では、口頭発表・ポスター発表・懇親会場などリアルのような学術大会が開催されました。
200人規模の学会のようですが、混乱もなく楽しく開催することができたようです。


佐賀県臨床工学技士会

第15回佐賀県臨床工学会

第15回佐賀県臨床工学会PR動画より

第15回佐賀県臨床工学会が2023年2月19日に開催されました。
現地開催されているかのようなリアルな大会とするため、Zoomとメタバースで同時開催されました。
佐賀県臨床工学会はコロナ禍では、ZoomやTeamsなどを活用したオンラインで開催していましたが従来の学会発表のようにはいかずに試行錯誤をしていました。
その中で、メタバースで学会発表が出来ると知り、第15回佐賀県臨床工学会で初めてのメタバースを導入しました。

【主催者の声|佐賀県臨床工学技士会:北村様、千々岩様】
実際にメタバースで学会発表を行った感想としては、実際に学会に参加しているような体験ができると感じました。
オンラインなので、場所を問わず全国から参加できることも大きなメリットでした。

バーチャル学会

バーチャル学会2022

バーチャル学会2022公式HPより

バーチャル学会はVR空間上での学術発表や議論、異分野交流、文化発信を通じ新たな価値の創造を目的として2019年から開催されているメタバース学会になります。
バーチャル学会はポスター発表や口頭発表が行われ、VR基礎技術、アバター、ソーシャルVR、社会、数理・アルゴリズム、物理・化学など様々な分野の発表が行われています。

メタバース学会を行えるオススメサービス「V-expo」

V-expo」は、あらゆるビジネスやプライベートイベントに最適なメタバースサービスです。
展示会、学会発表、転職イベントなど、どんなシーンでも利用できます。
V-expoなら、学会発表に最適なイベントホールや、懇親会に最適な居酒屋など、同じサービス内で学会発表~懇親会まで一挙に行える施設が揃っています。
また、WEBカメラを完備しているため、実際の表情や臨場感のある音声を届けることができます。

学会発表を行いたい方には、メタバースでの開催をオススメします。
費用やニーズに合わせた相談・問い合わせも可能なので、自社の目的にマッチした魅力あるイベントを開催できます。
興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

今回はメタバース学会のメリットを解説しました。
メタバースは距離や時間の制約がなくなるため、教育、エンターテインメント、ビジネスなど、幅広い分野での活躍が期待されています。
特に、メタバースを教育に取り入れることによる大きな進化が期待されています。

メタバース学会のメリットをまとめると以下の通りです。
・会場の設営がいらない
・手軽に国際交流ができる
・環境負荷の削減になる

会場の設営や移動に時間を掛けずに学会を開催したいと考えている方にはメタバースで学会を行うのがオススメです。
メタバースによる学会発表に興味を持った方は、ぜひ本記事で紹介したメタバースサービスを活用してみてください!

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